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    February 29

    POP作り

    今の職場で働くようになってから、早、半年。
    色々と音楽好きには役得の多い職場である。
     
    僕は今まで、仕事というのは、
    僕が会社に時間を売っているという考えで働いていた。
    24時間のうち、8時間なら8時間を会社に売っている。
    その対価が給料という考えである。
    だからサービス残業などは一切しないし、
    無益なことは一切、断ってきた。
     
    そんな僕が今、時々やらせてもらっているのが、
    POP作成だ。
    新譜の内容、雰囲気、アーティスト情報などを
    B5サイズの紙に手書きで描く。
    今のところ、布袋寅泰とレニークラヴィッツを作ってきたけど、
    時間さえあれば、もう少し書きたいなと思う。
    POP作成はボランティアだ。一切、収入は増えない。
    だから、今までのスタンスだと割に合わないということになるけど、
    僕は割に合うからやっている。
    理由はいくつかある。
    ひとつは、一足先に新譜が聴けること。
    ひとつは、そのアーティストの売り上げに少しでも貢献したいという気持ち。
    そして、もうひとつ。
    それは純粋に楽しいということだ。
    POPを作るにあたって、POPのノウハウはまったくわかっていない。
    その代わり、色んな音楽を聴いてきた耳がある。
    そして、この一途バカでの経験が役に立っている。
     
    レタリングはもともと好きだから、
    といっても○○体とか覚えてるわけではないけど、
    アーティストや新譜の内容に似合いそうな感じに自分で考えることができる。
    そしてキャッチコピーのようなものを考える。
    これがけっこう楽しい。
    たとえば、レニークラヴィッツの時は、4年ぶりの新譜ということもあって
    「Rock’n’Roll is Back!!」とつけた。
    分かる人には分かるだろうけど、レニークラヴィッツの「Rock’n’Roll is Dead」をもじった。
    布袋寅泰のときは
    「布袋が新たなRockを切り拓く!」とつけた。
    どちらも自己満足とはいえ、いいと思っている。
     
    そしてアルバムを何度も聴いて、文章を考える。
    これは割とスムーズに浮かんでくる。
    直感的に浮かんでくるからだ。
     
    あとは下書きをして、ポスカで描く。
    さらっと書いたけど、大体4~5時間はかかる。
     
    職場に持っていくと、お世辞かもしれないけれど、褒められる。
    でも、実際、POPがあるとないとでは、売り上げも変わってくるというから、
    やりがいを感じる。
     
    先日、読売新聞の新譜案内にレニークラヴィッツが取り上げられていたのだけど、
    その内容が、僕の書いたものと似ていて、なんだかちょっと自信がついた。
    プロと同じようなことを書ける僕。
    たまには自惚れてもいいかなぁと思った。
     
    考えてみたら、中島らもさんも原田宗典さんもコピーライター出身だ。
    「モノ」を言葉で飾る。
    自己主張のいらない表現。
     
    いい勉強になりそうだから、僕はPOPをこれからも作ろう。
    書くことで食っていくために。
     
    February 28

    一途バカを少し顧みる。

    いまや当たり前のようになっているブログ。
    有名人から僕のような海のものとも山のものともわからん人まで、
    いろ~んな人が、いろ~んなことを綴っている。
    そういう状況だから、もっといろ~んな人に見てほしいという一心から、
    いろ~んな工夫を凝らしている。
    そういう点からすると、僕はま~ったく工夫していない。
    だからアクセス数も多くない。
    でも気にしたことはない。
    むしろ、見てくれている人がいるのだなぁと感謝する。
    だから贔屓にしてくれている方は非常にありがたい。
     
    で、PCが直ったので、細々とした設定を済ませる前に、
    ちとこの「一途バカ」をログインせずに見てみた。
     
    まぁちまちまと色々書いてますわ、我ながら(笑)
    「おもしろいなー俺」と思ってみたり
    「くだらねぇなー俺」と思ったり
    「訳わかんねぇなー俺」と思ってみたり
     
    時々、コメントをくださっている方の記事を改めて読み返してみたり。
    そして、「結局…何だったんだ?」という方を思い出したり。
     
    去年、驚いたのは中国の方からいきなり中国語で友人リストに追加リクエストを食らったとき。
    とりあえず、何を言ってるのやらさっぱりわからんし、
    なんで僕なのかもわからんし。
    結局、一度だけ話したけど、何だったんだろうな~…。
    その後も別の中国人からコメントをもらったんですが、
    なんで中国語で書くんでしょうね…(汗)
     
    あとは最近ですな。
    いきなり挨拶抜きの上から目線コメント(笑)
    あまりに非礼が過ぎるから、一言、物申したら
    反応ナシ+アクセス制限…。
    何だったんだろうな~…。
     
    そして一番、気になったのは、
    どうしてブログのアドの「guitar」が「guiter」になっちゃってるか(爆)
    明らかにスペル間違ってるけど、どうしてブログだけ「guiter」なのだ…?
    もしかすると、一途バカ最大の謎かもしれん…(笑)
    誰かに教えるときに、いつも間違えるのだ…。
     
    まぁこれからもワタクシは地道にやってきます。
    小説に四方山話、愚痴(笑)
     
    このやり方でいいやと改めて思った次第でございます。
    やるだけやってりゃ、いつか結果は出るでしょうし。
     
    今後とも、目がチカチカする一途バカをよろしくお願いいたします。
     
    下克上
    February 27

    春といえば上野。

    暦の上ではとっくに春を迎えたというのに、
    強い北風に愚図つく天気のおかげで、
    まだまだ春を実感するには時間がかかるのだろうな。
    今年は上野の桜を見に行こうかなと思う。
    僕は上野が大好きなのだ。
    なぜなら、文化の山だから。
    美術館に博物館、動物園に聚楽(笑)
    朝から出かけて、じっくりと回るコースが好きだ。
    美術館にはあまり縁がないので、大抵は動物園か博物館へ行く。
    動物園に行ったときは、前にも書いたとおり、カバをずっと見ている。
    カバのいるところはちょうど日当たりもよくて、天気がいい日は気持ちいいこと、この上ない。
    愛くるしいカバの瞳やピクピク動く耳。
    見ていて飽きないからずっと見ている。
    もちろんほかの動物も見るのだけど。
     
    そうこうしているうちにお腹がすく。
    昔、高校生だったころは、お金もなかったし、
    大抵は上野の山にある売店で味噌おでんなどをつついていたのだけど、
    まぁ社会人になってからは聚楽に行く。ちょっと贅沢。
    お腹を満たした僕が行くのは、国立博物館か科学博物館だ。
    国立博物館にはハチ公と南極探検に赴いたジロがいる。どっちも剥製だけど。
    科学博物館には恐竜がいる。化石だけど。
    どっちの乾き物も捨てがたいんだけど、両方じっくり見るには時間が足りない。
    どちらの博物館も常設展がかなり充実しているので、この辺、悩みの種だ。
    こういうときの決め手は子どもが多いかどうか。
    科学博物館にはしばしば小学生の大群が訪れていることがある。
    走るわ、でかい声出すわで、ゆっくり見ることができない。
    だから子どもが多い日は国立博物館を選ぶ。
    紀元前からの遺物とじっくり対峙するのはなかなかロマンがある。
    2千年以上前の、けれど同じ人間が作り出した物。
    様々な想像を僕はする。
    時々、下らないことも考える。
    変わった形の壺を見ながら
    「実はこれ、便器だったりして…」とかである。
     
    色々な空想をしているとあっという間に閉館時間になる。
    ハチ公とジロの忠犬コンビに別れを告げて、
    僕は上野の山を下りる。
    まだ夕日が眩しければ、そのままアメ横に行く。
    別に何を買うわけではないのだけれど、
    アメ横でシルバーアクセやレザーブーツを探したり、
    お気に入りの香水が安くないかなぁとうろつく。
    で、そのまま御徒町まで歩く。
     
    これが僕流、上野の過ごし方である。
    ちなみにお金がなくても、天気がいい日なら、
    上野公園で空を見ているのも、なかなか気持ちいい。
     
    もう少し、暖かくなったら上野に行こう。
     
    February 25

    なんだろ、これ。

    気づくと、上にSkyDriveというのがある。
    なんだろうなぁと思ってクリックしてみた。
    どうやらオンライン上でファイルを公開できるサービスらしい。
    よくわからんけど、処女小説を載せてみました。
    ここに載せたものは、本当に初めて書いた小説で、
    3~4年前だったと思います。
    まぁ眠らせていても意味がないので、
    このSkyDriveとやらに公開してみました。
    ご興味のある方はどうぞ。

    無情な世論

    昨日から新聞やニュースを騒がせているのは、
    ロス疑惑。
    事件当時、僕は子どもだったから詳細を知ったのは、
    事件からずいぶん後だったけれど、
    まぁ平たく言えば保険金殺人事件だ。
    ずいぶん前に結審した事件をなぜかアメリカが蒸し返しているので、
    日本の世論は騒いでいる。
     
    いいのか?これで?
     
    イージス艦あたごに激突された漁船の親子は未だに見つかっていない。
    イージス艦の乗組員に重大な過失があったことが、先日、報道されたばかりだ。
    まだ何も解決していない。
    だがメディアが今、真っ先に取り上げるのはロス疑惑なのだ。
    進展がないと、すぐに別の事件へ飛びつく。
     
    在日米軍の止まらない不祥事はどうした?
    僕は去年、横須賀にある米軍基地へ行ってきた。
    それはここにも綴った。
    基地というより、街だなぁという印象を持っている。
    きわめて健全な街。
    そういうイメージだ。
    不健全なものという表現は正しくないのだけれど、
    Barだったり、夜に必要なものは見当たらなかった。
    実際、存在しないから外出して、そこで不祥事をしでかすのだろう。
    いっそのこと、基地施設に作ってくれたら、解決するのだろうか?
    それとも日本の女性がBitchと勘違いされるような格好をやめればいいのだろうか?
    答えはどっちでもないのだが。
     
    世論は無情だ。
    話題性がなければ、すぐに忘れてしまう。
    だが、全て記憶しておくこともまた不可能なのだが。
     
    忘れてもらっちゃ困ることがある。
    最後まで行方を追い続けなければならないことがある。
     
    難しいことだけれど、
    だからこそやらなくちゃいけないんじゃないだろうか。
     

    ふっか~つ

    ようやくメインPC復活。
    いやはやまったく…手間とお金がずいぶんかかってしまいましたが、
    無事、データも復旧できたので、「47」の連載も再開いたします。
    そしてまたあれやこれや色々と綴っていきます故、
    よろしくお願いします。
     
    下克上
    February 18

    Afternoon Moon

    青く澄んだ空に
    白い月がすぅっと浮かんでいた。
    白が青に溶け込んでいくグラデーションが美しい。
     
    FunkyPunkyTourファイナルから1週間以上経った。
    が、未だに喉が治らない。
    気管支をやられたみたいだ。
     
    PCはまだ帰ってこない。
    壊れたまま。
    ギターアンプの調子が悪い。
    買い換えよう。
    僕の調子が悪い。
    どうしましょう。
     
    そんなことを考えながら見上げる午後の月でした。
     
    February 15

    僕は思う。

    まずあらかじめお断りしておきます。
    これから書くことは僕の個人的見解であり、
    一部の方には不愉快な思いをさせてしまうかもしれません。
    そのことについては先にお詫びをしておきます。
    内容は在日米軍兵との間に起こる犯罪とその後に起こる現象についてです。
     
    先日、沖縄で少女が在日海兵隊員に暴行されたという事件をニュースで見た。
    色々な意味で「またか」と思う。
    ただ、毎回思うのが、扱いの大きさである。
    そして日本は自分に甘く、他人に厳しい気質の国なのだなと思う。
     
    大前提として、軍人が犯罪行為をすること自体が大問題である。
    特にアメリカ軍のように「正義」を高々と掲げ、声高に叫んでいるのなら、なおさらである。
    模範的な人間でいなければ、正義を名乗ることはできないし、許されない。
    従って、今回のように自分よりも絶対的弱者である人間に暴力をふるったことは絶対に許されざることである。
     
    沖縄という場所は、太平洋戦争において、唯一、アメリカ軍の侵略を受けた土地である。
    侵略による傷は永遠に消えることはない。
    だから今回のような事件に対しては非常に敏感である。
    そして僕は過剰であるとも感じる。
     
    在日米軍兵が犯罪を起こした、米軍兵は危険、だから出て行け。
    これは少々、飛躍しすぎているというか、尻の持って行き所が違うと思う。
    この考え方だと、
    自衛官が犯罪を起こした、自衛隊員は危険、駐屯地を変えろ。
    ということでもある。
    しかし、自衛官による犯罪は何度も耳にしているが、このようなシュプレヒコールは聞いたことがない。
    もし、上記の考え方が正しいのなら、やはり日本は自分に甘い国と言わざるを得ない。
    だが実際に、在日米軍による不祥事をすぐに基地撤退問題へとすり替えている人間がいるのも確かなのだろう。
    在日米軍の不祥事を虎視眈々と待っている人間がいるからこそ、
    こうしてすぐにデモが起こる。
     
    実際、僕自身の話をすると横須賀が近いので、在日米軍のことは時々、考える。
    去年は基地へ遊びに行って、色々なものを見てきた。
    同時に、毎晩、ジェット機や輸送機、双発ローターのヘリによる騒音に悩まされている。
    土日に電車に乗ると、海兵隊員と思しき集団に出会うこともある。
    ただ、僕は、怖いとは思っても、邪魔だとは思わない。
    怖くていいと思っている。日本の国防に関わっているのだし、世界最強と謳われる海兵隊員が怖くないのは問題だ。
    同時に、東の果てくんだりまでご苦労様とも思う。
     
    日本は米軍により様々な恩恵を受けている。
    同時に、様々な迷惑を被っている。
    それは事実だ。
    恩恵のために迷惑には目を瞑れとは思わない。
    そこはしっかりと筋を通して抗議すべきだし、
    外交レベルだけでなく、兵の端々まで厳しく抗議すべきである。
     
    ただ、それを別問題、つまり基地撤退問題へとすり替えるのは如何なものなのか?
    この過剰な飛躍した抗議は、僕には理解しがたい。
    沖縄の人間にしかわからない辛さがあるのはわかっている。
    しかし、それをやたらむやみに基地撤退へと繋げていくのは、強引すぎる。
     
    無論、在日米軍には規律の徹底、それこそ乱したものには粛清くらいの厳しさでいてもらいたい。
     
    それから、親。
    どうしてちゃんと躾をしないのだろうか?
    成人は自己責任だが、未成年に関しては親の躾ではないだろうか?
    知らない外人に声をかけられて、ついていってしまうのは、親の躾ができていないからだ。
    というか、知らない人についていかないというのは、常識だと思うのだが。
    そういう躾をしていないのだろうか?
    そんな親は親でいいのか?
     
    これを機に、みなが一度、省みるのもいいのではないかと、僕は思う。
    非を責めるのは容易い。
    全ての人が、自分に非がないか確かめてみることが肝要だと思う。
    そして建設的だと思う。
    難しい問題だからこそ、冷静になるべきである。
     
    と、僕は思う。
    February 13

    つれづれん

    家族用のPCが極めて重い…。
    ちなみにこのブログも正しく表示されないことが多々ある。
    なので創作意欲がそがれることこの上ない。
     
    布袋のツアーファイナルで潰した喉が完全に潰れてきた。
    このままだと病院に行かねば。
     
    恋人から一足早く、愛の確認。
    僕の大好きなレーズンサンド。
    ぺろりと頂いた。
    母からは高野フルーツパーラーのケーキを2つ。
    これもありがたく頂く。
     
    ホワイトデーにはケーキを作る予定。
     
    昔、ホワイトデー目当てでチョコを僕に渡した女性がいた。
    「なんか作ってね」
    と、恋人でもないくせに厚かましいことを言ってきたので、
    人体模型を作って渡した僕である。
    我ながら素晴らしい出来だった。
     
    というわけで義理も何にも必要ない僕である。
    義理はそんなに安っぽいものではない。
     
    ここをいつも読んでくださる方へ
    何か差し上げたい僕であります。
     
    …にしてもPCが重い。
    February 11

    布袋は最高!

    今回のPARTY、最高でした。
    脳内ドラッグがドクドク溢れてくるPARTYでした。
    いや~ファイナルに参加できてよかったなぁ。
    すぐ近くまで布袋さんやスティーヴが来てくれたし。
    今まで何度も布袋のPARTYに参加してきたけれど、
    こんなに気持ちいいのは初めてかもしれない。
     
    次に逢えるのが楽しみです。
     
    スティーヴ衛藤 魔法使い
    ju-ken バーサーカー
    中村達也 クラッシャー
    森岡賢 Sexyダンサー
    takuya 跳ね馬
    布袋寅泰 彼らをまとめることができる騎士
     
    すばらしいメンバーでした。
     
    February 08

    いざ、武道館

    明日、2月9日は何の日でしょう?
     
    肉の日。
     
    はい、正解。
     
    違う。明日は布袋寅泰ツアーファイナルなのです。
    in武道館。
    久しぶりの武道館にずっとわくわくしているのですが、
    明日は雪…らしい。
     
    しか~し!
    ワタクシのRock魂はそれくらいでは何の影響も受けないのだ!
    だから頼む!
    公共交通機関も影響を受けるな!
     
    さてと、久しぶりにギターを弾きますかな。
     
    明日の予報。
    日本列島は日本武道館を中心に夜は晴れるでしょう(嘘)
    February 06

    日々、読書

    先日、大沢在昌『Kの日々』を一気に読んだ。
    やはりおもしろい小説というのは、一気に読むにかぎる。
     
    同時にゆっくりと読んでいたのが、
    以前、ここにも書いた切り裂きジャックの考察書。
    なぜ切り裂きジャックだけが都市伝説化したのか。
    そして結局、迷宮入りしてしまったのはなぜなのか。
    様々な説、事実をまとめた仁賀克雄氏の探究心に感服した。
    そして同時に僕自身、色々と推察したのだが、
    それは別の日に書きます。
     
    今は職場でアゴタ・クリストフの『悪童日記』を読んでいる。
    ひとつの話が短く区切ってあるので、短い休憩時間にちょうどよい。
    食後に切り裂きジャックの本を読んでいるくらいなので、
    えげつない描写が出てきても、何とも思わないこの頭(汁)
    おもしろく、また必然性があって描かれていれば、どんな描写だろうと気にならない。
    逆に無意味に描かれると、一気に読む気がなくなるが。
     
    そしてついに買ってしまった。
    中島らもが自ら「とてつもなく怖い話」と評している
    『こどもの一生』
    寒い夜にホラーを読むことで、心の底まで凍てついてみようと思う。
     
    雪が降ってから、何度か太陽が出たり引っ込んだりしているが、
    未だに残雪が。
    そして今週末も雪らしい。
    困ります。
    今週末は武道館で布袋のファイナルパーティーなのだ。
     
    気合で天気、変えますか。
     
    February 04

    悲しい節分

    昨日、仕事帰りに雪道をとぼとぼ歩いていると、
    遠くから「鬼は~外~」という声が聞こえた。
     
    豆まき。
     
    節分は冬と春が入り混じるために、邪気が生まれやすい。
    その邪気を祓うための儀式が豆まきだ。
    ヒイラギの枝に鰯の頭を刺したものを玄関に飾る風習も、
    まぁ一般家庭ではなかなか見かけないけれど、続いている。
    このヒイラギと鰯の頭というのも民間用の破邪アイテムである。
     
    豆まき。
     
    芸能人が餅やら何やらをまくのも一般的になっている。
    それを見ていたら、僕はのろまだった幼稚園時代の豆まきを思い出した。
     
    僕が子どものころ、のろまだった話は以前、書いたような記憶があるような気がするので省く。
    とにかく幼稚園から小学校の低学年まで、運動音痴プラスのろまだった。
    母親曰く「あなたは一人っ子だから」らしいが、
    そんなことを言われてもわからないし、知る由もない。
    ただ、実感していたのは事実だ。
    要領が悪いというか、全ての行動が人より遅くて、気にはなっていた。
    たとえば、食事。
    食べるのが遅かった。
    一人っ子で誰も自分のおかずを横取りしない食卓のせいだと、母は言う。
    今は普通の男性より速いが。
    まぁ貪欲さみたいなものはない。
    貪欲さが足りないと言われたこともあるくらいだ。
    そんな性格が如実に出たのが、幼稚園の節分だった。
     
    幼稚園の節分というと、保育士が鬼に扮して豆まきをするという、
    なんともほのぼのとした光景を想像される方が多いかもしれないが、
    僕が通っていた幼稚園は違った。
    保育士がリアカーに乗って、猛スピードで走り回りながら、
    豆と一緒にみかんや引換券をまく。
    引換券には番号が書いてあって、あとで絵本などと交換してもらえるというシステムだった。
    幼稚園児といえども、みなギラギラした目つきになっていたことだろう。
    僕自身、「本が欲しい。うん、頑張ろう」と珍しくギラギラしたのを覚えている。
     
    そして、豆まきが始まった。
    みな、いっせいにリアカーを追いかける。
    僕はというと、のろまなので集団から見事に取り残され、
    気持ちだけは必死なのだけど、幼稚園児が走り回ったあとである。
    豆すら粉砕されていた。
    結局、みながわぁわぁと叫びながら走り回っているのを
    僕は見ていた。
    諦めちゃったというか、本当にどうにもならなかったから。
     
    豆まきが終わって、引換券の交換をしているとき、
    僕は幼稚園バッグの中を覗いてみた。
     
    空っぽのバッグの中には、踏み潰されなかった形の綺麗な豆が、数えるほど。
    それをぽりぽりかじりながら、僕はとっても悲しくなった。
    あのバッグを開けたときの光景は今でもしっかり覚えている。
     
    あれ以来、僕は節分の豆を食べるのが嫌いである。
    あの物悲しさを思い出すから。
     
    今の子どもは、平等、平等で、こういう気持ちは味わうことはないのかな。
     
    あの時、悔しいと思うような性格だったら、人生は変わっていたかもしれない。
     
    でも、今の性格でいいや。
     
    February 02

    読み捨ててチョーダイ。『とある会社員』

     「何度目だ?この手の間違いは。」
    表情一つ変えずに、ごく平然と課長は言った。
    だが課長が表情を変えない時は極めて感情的になっている。
    ただそれを表に出さないために、
    感情を抑制するために、無表情になる。
    そして、言葉から温度が消える。
    こういう人間に叱責されるのは、かなりしんどい。
    怒鳴り散らして「始末書を書いてこい」の一言で終えてくれたほうがどんなにか楽か。
     
     怒鳴っている状態というのは、自分の声しか聞こえていない場合が多い。
    だからこっちがどんなに下手に出ようが、ひたすら謝ろうが、
    本当に伝えたい謝罪の気持ちは伝わらない。
    だが、その反面、しばらく怒鳴らせてから、タイミングを見計らって、
    「本当に申し訳ありませんでした。」
    と、土下座しながら謝れば、それ以上の叱責を受けることは少ない。
    3年前、課長だった人は直情型の、よく言えばメリハリの利いた、悪く言えば単細胞な人だった。
    おかげで私は謝罪のコツのようなものを覚えた。
     
     それがただの勘違いだと、今の課長がやってきてから気づいた。
    感情を一切、表に出さないから、
    こっちも出方がわからない。
    こう切り出したら、ああ言われるんじゃないか、
    そればかりが頭の中を回転して、言葉を口から出すことができなくなる。
    課長は私のことを察しているのか、己の感情を抑えるのに必死なのかはわからないが、
    ただ、ひたすら仕事をこなしたまま、意識だけ相手に向ける。
    そして私の言葉を待っている。
    そこへ待っているのは目線だけ先にこちらへ向ける、
    何とも言えない眼だ。
    次の言葉をふさがんばかりの眼光をこちらへ向ける。
     
     蛇に睨まれた蛙。
    言葉どおり、今、私は蛙だ。
    課長の一言からずいぶん時間が経った気がするが、
    実際は5分くらいなのだろう。
    一瞬、目をやった時計だが、止まっている感覚に襲われる。
     
     結局、私はただ黙って、頭を下げた。
    何を言っても言い訳でしかない。
    そう思ったからだ。
    言葉で表現できない以上、態度で示すしかない。
    だから、頭を下げ続けた。
    「頭を下げるということは、首を差し出すということです。肝に銘じておいてください。」
    課長は頭を下げ続ける私へそう言うと、席を外した。
     
     デスクに戻った私はため息をつくしかできなかった。
    課長の独特な叱責に耐えるために緊張していたことと、許された安堵感が一緒になって、
    それが大きなため息になってこぼれた。
    暖房が効いているはずのオフィスが肌寒く感じたのは、
    背中が脂汗でしっとりと湿っているせいだろうか。
    それともまだ課長の眼光がどこかに突き刺さったままなのだろうか。
    伏し目がちに同僚たちを見渡してみるが、誰一人として視線は合わない。
    みな、自分たちの仕事に集中している。
    というより、今日は私のミスで食らった損失を補填することに必死だ。
    ひたすら電話で謝罪し続けていたり、他の部署に謝罪したりと、
    私が所属する部署の人間、全員が私のミスで謝り続けている。
     私の会社は生菓子の製造、販売をしている。
    そして私の部署は、受注を担っている。
    商品が生ものだけに、受注は常にあり、
    暇な時期というものはほとんど存在しない。
    私がしでかしたミス。
    それは新人が時々、やってしまうミスだった。
    「シュークリームを120ヶ、ケースで大至急お願いします。」
    という受注の電話を受けた私は、あろうことかワンケース12ヶ入りのシュークリームを120ケースという注文と間違えたあげく、
    それに気づかず、受注してしまった。
    おかげでワンケース12ヶのシュークリームを120ケース作るために、
    小口の受注を断って、フル稼働で1440ヶのシュークリームを作った。
    誰も気づかず、配送してしまった。
    どう考えても、おかしな数字なのに、誰も疑うことなく、
    大量のシュークリームを坪数15坪の店舗に配送した。
    気づいたのは、その店舗のバイト店員だった。
    店の前へ大量に積まれたケースを見て、すぐに店長経由で電話をしてきた。
    そしてすぐに私のミスだと気づいた。
    気づいただけ。どうしようもなかった。
     
     そして今、私の部署は修羅場と化している。
    1440ヶのシュークリームを今日中にすべて捌かなければならない。
    他にも商品はある。
    近隣店舗へシュークリームの回収を電話で依頼する。
    トラックを使うと、損失が増える可能性があるため、
    全て人手で捌く必要があった。
     
     同僚たちが慌しく動いているとき、私は虚無感に包まれた。
    「私は…何をしているのだろう。何がしたいんだろう。」
    何もこんなときに思わなくてもいいようなことを私は思っていた。
    課長の冷たい眼差し、前の課長の怒声、機械的な同僚。
     
     私は、人の笑顔が好きだ。
    喜んでいる笑顔が大好きだ。
    驚きと喜びが重なったときの笑顔は本当に見ていて幸せを感じる。
    人を笑顔にする、人に喜んでもらえることが嬉しいから、
    私はケーキ屋さんになりたかった。
    でも色々な事情から、今の会社に就職する道を選んだ。
    ケーキ屋さんに近い仕事だったからだ。
     
     でも実際は、工場ではなくて、こうして事務に回されてしまった。
    私はこういう仕事が苦手というか、本当に苦痛だ。
    だから何度も異動願いを提出してきた。
    そのたびに「あと3年、我慢すれば工場だから。」
    そう言われて5年も経った。
    気づけば5年も経っていた。
    ケーキ屋さんでいることなんかはとっくに忘れて、
    自分がケーキ屋さんになりたかった事すら忘れている。
    向いてない、向いてないと思いながらやる仕事だからミスも減らない。
    私はただの馬鹿なんだろうか。
     
     「ダメです!もう人手が足りない!一人しかいない店舗があるんですよ!」
    同僚が現場の憤りを悲鳴に変換して言い放った。
    それを聞いた私は、体が自然に動いた。
    無意識だった。
    「私が、店舗に直接、出向いて自分の手で捌いてきます。」
    答えを聞かないまま、私はコートとマフラーを引っ掴んで、会社を飛び出した。
     
     自分の失態は自分で片付けるのが一番だ。
    今、私にできるのは、助けを求めている店を回すこと。
    私のミスでとばっちりを食らった店舗のロスを少しでも私が回復すること。
    頭を切り替えろ、私。
    お客様と直に触れる、いい機会だと思え。
     
     私は走り出した。
    すべてのきっかけのために。
    何かを変えるために、今を一所懸命にやってみる。
    自分に何ができるか、自分で確かめてみる。
     
     了
     
     
    February 01

    Let’s ROCK!

    4年ぶり。
    長かったなぁ。
    でも最高にCoolなRockだ。
    さすがはレニー・クラヴィッツ。
    最近、アメリカのアーティストはイデオロギーについて問う作品が多い。
    帰ってきたブルース・スプリングスティーン
    リンキン・パーク
    PINK。
    レニーも然り。
    「戦争や争いに向けているエネルギーを平和のために使うべきだ。」
    そして生み出された「Love Revolution」
    レニー自身のルーツである、ファンクやソウルを取り込みつつ、
    荒削りなリフにストレートな歌詞をぶつけている。
    日本のファンにとっては、この4年、ロックオデッセイ以来、沈黙していたように見えるかもしれないが、
    レニーはアムネスティ主催のライヴに参加したり、TUNAMI AIDに参加して、
    Rockというジャンルで世界平和を祈っていたのである。
    年内には来日する予定らしいので、その日まで首をなが~くして待っている。
    ちなみに某CDショップでシルバー&ゴールドの手書きPOPを見かけたら、
    それは僕の作ったものです。へへ。
     
    そして今はシェリル・クロウを聴いている。
    彼女の奏でるナッシュビルサウンドは本当に心地よい。
    ポーチ、ロッキングチェアー、ピックアップトラック、清々しい朝。
    そんなものが自然と浮かんでくる。
    シェリル・クロウ自身は、がんを克服し、
    まさにEveryday is Winding Road。
    けど、だからこそ輝ける強さを持っている。
    それをわかっているのだろう。
    広い原っぱで、横になりながら聴いたら、とてもあいそうだ。
     
    そして職場の先輩が善意でリアン・ライムスのCDをくれた。
    カントリーロックな雰囲気が僕のゆる~い性格によくマッチする。
    ジョン・トラヴォルタと映画の影響なのか、
    アメリカ南部の生活に憧れる。
    「フェノミナン」みたいな生活がしたいなぁと思う。
    かぶれてますかね?
     
    この間はPINKのライヴDVDを見ていたのだけど、
    どうしてこの人は日本であまり取り沙汰されないのだろうか?
    ものすごいエンターテイナーだ。あらためて思う。
    Sexy&Cool。
    そして強靭な体力が生み出すパフォーマンスに圧倒された。
    DVDでこんなに圧倒されたのは初めてだ。
    実際に見た人は、相当、おもしろかったと思う。
    だって、サルティンバンコ(古)やりながら歌ってる。
    地上12mで命綱なし。
    上から吊るされた布だけで体を支えて、なおかつ回転しながら歌うって、
    日本人には絶対にできないだろうなぁ。
     
    というわけで、音楽に浸りっぱなしの日々です。
     
    なぜなら、PCがぶっ壊れて、小説に手をつけられない状態、なおかつデータの復旧に大金がかかるという、
    キビシー現実から逃避したいからです…。
     
    さて、来週はいよいよ待ちに待った布袋寅泰ツアーファイナルin武道館☆
    4月は運がよければ、ウルフルズの鬼束ちひろのライヴ。
    5月は志村けんの舞台「志村魂3」を観に行きます。
    今回は前から3列目という、すばらしくいい場所なので、
    たっぷり志村けんを楽しめますわ。
     
    とりあえず前に進み続けるワタクシであります。