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    April 30

    …うぅむ

    僕は今、実は就職先を探している。
    今の職場はあくまで体ならしだから、長くいるつもりは毛頭ないのだけれど、
    じゃあどんな業種に就職したいかと言われると、
    漠然と広告業界がいいなぁと思うのだけど、
    広告業界は素人が就職できるような世界ではない。
    できればこうして小説家を志しているので、
    モノを書くということに近い仕事がいいなとは思うのだけど、
    いかんせん、物書きを志してまだ1年そこらなので、
    『モノを書く』ということについてきちんと学んだことはない。
     
    物は試しで、地元企業が募集していた広告系の求人に応募してみたものの、
    けんもほろろ~っとお断りされてしまった。
    『未経験』の意味が、僕の思っているずぶの素人ではないことを知った。
     
    物は試しで、適職診断というものをやってみる。
    3つほど試してみたのだけど、
    3つとも結果が同じ。
    1、警察官
    2、公務員
    3、クリエイター業界
     
    全く参考にならなくて、笑うしかない。
     
    公務員になりたければ試験を受けるしかない。
    逆に、試験さえパスすれば就職できる。
    でも、なんか違う。
    ただ就職したいわけではないからだろうなぁ。
     
    自信のある販売だけど、
    今はどこもごり押し接客で数字を求められる風潮が強いので、
    僕のようにお客様との間を大事にする接客スタイルは合わないらしい。
    まぁ探すだけ探してはいる。これしかないから。
     
    就職となると、やっぱり色々と考えてしまう。
    やりたい業種は学歴や経験で応募資格すらないし、
    だからといって、興味のない仕事に就いても
    こんな性格だから続くかどうか疑わしい。我ながら。
     
    現実ってものは常に厳しい。
    現実が甘かったらつまらない。
     
    人の役に立つ仕事がしたい
     
    昔はよく思っていた。
     
    けど、人の役に立たない仕事なんて存在しない。
     
    高卒、資格ナシ。
    今になってこの重みが増してきた。
     
    さて、どうしたものか…。
     
    そう思いつつも、底抜けに天気のいい春。
    空を見ていると、ついついどうでもいいかと思ってしまう。
     
    47を書こう。
    誰かが読んでくれるだろう。
    April 29

    Life

    花の命は短い。
    しかし、一輪の花が咲くまでには長い時間とエネルギーを必要とする。
    だからこそ、鮮やかに咲き誇る花に人は心奪われる。
     
    だが昨今、ようやく咲いた花を愛でるためではなく、
    ただ己の極めてどうでもいい不満をぶつけるために、
    花の命を奪う心の貧しい人がいる。
     
    人は色々な想いをこめて、花の苗や種、球根を植える。
    芽が出て、陽の光を求めて上に、上に伸びていく姿に何かをもらう。
    少しでも美しい花が咲くように祈りながら、
    水をやり、時には肥料をやり、虫がつけば取り払う。
    そうして咲いた花は、たくさんの人の目を楽しませたり、優しい気持ちにしてくれる。
    一人の人がまいた種であっても、花、咲いたときには数え切れないくらいの人に色々な想いを抱かせてくれる。
     
    花にも命がある。
    命だ。
    命を奪うことは許されない。
    ましてや自分よりも明らかに小さな命を奪うなどということは、
    もはや人ではない。
     
    そして自分の命を絶つこともまた、許されることではない。
    そりゃ死にたいほど辛いこと、苦しいことはある。
    ある。
    けど、そこで死を選んじゃいけない。
    いや、本当に自ら命を絶つのなら、一切、迷惑をかけないでやってくれ。
    自分の火葬代をちゃんと用意して、警察にも迷惑をかけないように。
    少しでも不備があれば警察や救急隊という国家機関が動くのだ。
    例え100%自殺に見えたとしても、監察医制度があるところは、司法解剖に回されてしまうので、
    そこでもやはり迷惑をかけることになる。
    しかし、監察医制度がないところでも、死亡診断書がないと火葬許可書がもらえないので、
    まぁ日本ではなかなか難しい。
    というか、誰にも迷惑をかけずに死ぬことは不可能なのだ。
    はっきり言う。
    自殺ほど迷惑なものはない。
    しかも最近は硫化水素を使いやがって、人を巻き込みまくって、
    大迷惑です。
    自殺する勇気があったら何でもできる。
    カンボジア辺りの地雷地帯だって歩ける。
    ためしに行ってくればいい。
    『生きる』ということがわからんのだったら、
    そういうことを考える余裕もない世界を見てみればいい。
     
    自殺できるってことは、恵まれてる。
    もし本当に姿を消したいなら、キラウエア火山のマグマに身を投げなさい。
    その勇気がないなら、生きましょう。
     
    生きていたら、生きていてよかったと思えること、本当にあるからね。
     
    奪わず、奪われず。
    命ってのはそういうもの。
    あなたの命もあなただけのものではない。
     
    そういうことを伝えたいから、小説家になりたいんだ。僕は。
    そのためなら煮え湯も飲む。辛酸も舐める覚悟。
    毒を食らわば皿までの精神で生きてます。
     
    謙虚に、ゆるりと、思いやりを持って。
     
    April 28

    SmileSmile

    僕は久しぶりに緊張していた。
    緊張感は色々と常日頃から体のどこかにあるのだけれど、
    身も心も緊張したのは、かなり久しぶりだった。
    僕が緊張したその理由は、
    恋人のお父様に結婚を前提に交際していますというご挨拶に行くためだった。
     
    付き合って丸8年もの月日があっちゅーまに流れていった。
    時に気持ちが揺れ動くこともあったけれど、
    今はお互いを一番に考えて、何より仲良く楽しくやっている。
    そして僕が恋人のお父様にご挨拶したのは、9年前。
    頭を真っ青に染めていたヒヨっこの頃だ。
    あの時と、今では少しいろんな意味で成長している。
    時に現実の厳しさも味わったし、社会のきったねぇとこも味わった。
    「結婚」という言葉に現実性がようやく伴ってきた。…少し遅い気もするが。
    だからこそ、改めてきちんとしたご挨拶をと思い、恋人の地元へ赴いた。
     
    ご対面するなりお父様は
    「8年もまともな挨拶ひとつしないでよくも今更ノコノコやってきたな。」
    という激辛ハラペーニョな言葉と共に、絶対零度の視線を浴びせて、
    というのは真っ赤なウソで
    「2人、仲良くやってるならそれが一番だよ。」
    という温かいお言葉。
    そして食事をしながら、色々なお話をしたのだけれど、
    恋人いわく、「普段のお父さん」だったそうだ。
    こうして僕らは晴れて「公認カップル」へとなった。
     
    恋人のお父様を見送ってから僕らは恋人の職場がある、吉祥寺へ遊びに行った。
    個性的なお店が軒を連ねる吉祥寺界隈はなかなかおもしろかった。
    久々にチチカカで買い物もできたし。
    昔は僕の地元にもチチカカがあったので、よくペンダントヘッドやビーズなどを買って、
    自分でネックレスを作ってみたりした。
    とりあえず、スカル柄のストールを買う。
    そして店内でボリビア製の小さな置物を見つけた。
    たぶん、ボリビアだからチチカカ湖で暮らしている、葦舟を使う人たちをモデルにしていると思うんだけど、
    葦舟の上にお母さん、赤ちゃん、子牛、お父さんがいる。
    とてもみんな幸せそうな笑顔で、見ていると色々な物語が思いつくような素敵な置物。
    僕はこれを『幸せのカタチ』と名づけて、買った。
    今も見ているけれど、自然と微笑んでしまう、温かい優しい置物だ。
    すごくいい買い物ができた。
     
    2人で井の頭公園を散歩。
    とても都内とは思えない静けさと緑の香り。清々しいことこの上ない。
    色んなアーティストがいたのも、なぜだか納得してしまった。
    僕も一途バカをプリントして一部100円くらいで売ってみようかなぁ…
    なんて思いながら公園でのんびりと過ごした。
     
    恋人の案内であっちこっちぶらぶらしてから、
    夕食をヴィレッジヴァンガードダイナーで楽しんだ。
    ちょっと待たされちゃったけど、日曜…GWだったらしかたない。
    でも店員さんがみんなすごくフレンドリーでいて、きちんとしていた。
    メインのハンバーガーも旨い。
    久々にバニラコークが飲めたのも嬉しかったし。(パルプ・フィクションかぶれです)
    イギリスのジンジャービアというのが僕は大好きになった。
    ノンアルコールなんだけど、ジンジャーエールとは違って、
    例えるならウィルキンソンのジンジャーにちょっと漢方入りましたよ的な味。(クワガタ草とか西洋ノコギリ草とか色々と入ってまんねん)
    また行きたいな~と思った。
    CS120%ってとこですな。
     
    楽しくて、よく笑った。
    幸せで、よく笑った。
     
    この気持ちが明日への糧。
    『幸せのカタチ』のような笑顔でいたいなぁと思う。
     
    April 18

    怒れる睡魔

    人は時に怒る。
    怒るとモノに当たったり、
    大酒をかっ食らったり、
    怒りのあまり泣いちゃったり。
    時には拳が反応しちゃう人もいたりいなかったり。
     
    まぁ、何かしらの方法で怒りを鎮めようとする。
    ずっと怒っていても、疲れるだけだし、何も解決しないからだ。
     
    当然、僕も怒ることはある。
    ただ、怒髪天を衝く状態にはなかなか、ならない。
    直情型で感情の起伏をグラフにしたら、
    うなぎのぼりばかりだけれど、
    怒りだけは割とかなり長いこと平行線である。
    ただし、逆を言うと、僕が怒るときというのは、一気に頂点に達するわけで、
    そういう点では、やっぱり直情型である。
    ただ他の感情に比べると、怒りだけ、抑えることができる。
     
    理由は色々だけれど、
    ひとつは自分で怒りだけは抑えるように訓練した。
    そうしないと、いつか誰かを物理的に傷つけて、自分が損をすると思ったからだ。
    そう思って訓練しだすと、徐々に怒りという感情を忘れるようになった。
    だから僕と恋人がケンカをしたとき、恋人が激昂しているのに、
    僕はいたって冷静ということも多々あった。
    これは怒りを抑制するようになって学んだことなのだけれど、
    怒っている状態というのは、言うまでもなく感情的になっているということで、
    感情的になっているということは、そこまで感情を高ぶらせた「何か」がある。
    ところが怒っている人というのは、感情的になっているので、
    自分がどうして、何に対して怒っているかを見失ってしまいやすい。
    だから僕は相手が激昂すればするほど、冷静になり、相手の怒りの原因である「何か」を心得ておく。
     
    例えば自分に非があって相手が激昂しているのなら、
    その非の部分を自分で見つめなおす。
    そこで「あ、僕が悪い」と思ったら、そこを素直に謝ればいい。
    だって本当に悪いわけで、しかも怒りというエネルギーを大量に使う感情までつかって指摘してくれているのだから、
    これは謝るべきだとなる。
    逆に「言ってることはわかる。けどそこは理由があって譲れない」というときは、
    その理由をはっきりと言う。
    そこでまた相手が怒ったら、またその「何か」について考えて意見を言うわけだ。
     
    まぁ…実際問題、自分がアッタマきてるのに、相手が淡々としていたら、余計に腹が立つだろうなぁとは…思う(汗)
     
    しかしそれでもどうやっても東から太陽が昇って西に沈むように、
    僕の感情も怒りがピークに達してしまう時があるのだ。(バカボンパパみたいだな…)
     
    僕が、所謂「キレる」時。どうなるか。
    ぶん殴る?いやいや。
    ぶっ殺しちゃう?いやいやいやいや。
    大暴れしちゃう?いやいやいやいやいやいや。
     
    眠くなるんですよ。僕。
    しかも猛烈に。
    わか~い頃だったら「てんめぇ…」と述べて、喉元をぐわっと掴んでいたような状態になればなるほど、
    眠くなるんです。
    まるでナルコレプシーではないかと思うくらい。
     
    どうして眠くなるかは定かではないです。
    定かにする気もありませんが。
    もしかしたら、自己防衛機能で「他人に危害を加えそう。大脳、眠れ」
    という指令が脳みその中をシュワッチと飛び回っているかもしれません。
    もしくは、考えすぎて脳みそがでろ~んとしちゃってるだけかもしれません。
     
    が。
     
    いずれにせよ、眠くなるのです。
     
    つまり、もし僕と直接、言い争いになってヒートアップしてきたとき、
    僕があくびをしたり、目がトロ~ンとなってきたら、
    僕の怒りは臨界状態です(笑)
    本当は笑ってる場合じゃないんですけどね。
     
    で、ちなみに今日、職場で自分の仕事を全否定された僕は、
    帰ってきて爆睡しました。
     
    人間、言っていいことと悪いことがあると思うんだよなぁ…
     
    あ、思い出したらまた眠くなってきちゃった…
     
    頭の中で
    「ほんとによ~…ったくよう…」
    と思いつつも寝れる僕。
    ある意味、幸せか…?
    April 17

    そっとしよう。

    hideが居場所を変えて、早いものでもう10年。
    あの時の辛さは何とも形容しがたい。
    その後、ミュージアムが建設され、hideのスピリットはファンの中で生き続け、
    ミュージアム閉館後も色あせることなく、hideは生きている。
    ただ、hide本人は未だに眠ることができないでいるんじゃないかと思う。
     
    夭折したRockアーティストはしばしば伝説化される。
    マーク・ボラン、ジミ・ヘンドリックスなどが顕著だが、
    彼らは死後、評価されたというわけではなく、
    ものすごいことをやって評価された後に、ドラッグの過剰摂取のような
    実にオポンチなことで死んでいたりする。
    生前に披露した素晴らしい業績にケチをつけかねない死因。
    それをごまかすために、伝説に昇華される。
    しかし中には、死後、急激に盛り上がるアーティストもいる。
    誰とは言わないが、死んだことでカリスマ性を得る場合もある。
     
    hide。
    僕はhideの音楽をリアルタイムで聴いた世代だ。
    だからhideが日本のRock界に多大な影響を与えていて当然だと思っている。
    一方で、hideの死因が不明なせいで、多くの人がhideを勘違いしたことも実感した。
     
    実際、hideがどうして死んだのかなんてのは、hide本人しかわからないし、
    ヘタしたらhide本人もわからないかもしれない。
    僕は単に寿命だったと割り切っているし、僕らファンの心の中に居場所を変えただけと思っている。
    というか、そういう風に考えないと前に進めなかった。
     
    hideがこの世を去ってから、hideの最後の作品である「ja・Zoo」と「zilch」が発売された。
    これは両方とも持っているし、特に「zilch」は名盤である。
    その後、トリビュートアルバムが発売され、布袋寅泰が参加しているのもあり、買った。
    さらにその後、hideのベストアルバムが発売され、それから数年後、未発表音源を入れたベストアルバムが発売、
    さらにそれから数年後にまた未発表音源を入れたベストアルバムが発売された。
    さすがの僕も3枚目のベストアルバムは買っていない。
    hideのライヴ映像もDVD化され、これは持っている。
    が、先日、ライヴを完全収録したCDが発売された。
    はっきり言ってhideのライヴは映像が伴っていないと、そのおもしろさは10分の1くらいになる。
    そしてついには、X再結成ライヴに映像で参加。
    果たしてhideはどう思っているのだろうか?
    今度は追悼ライヴが開催される。
    僕は行かないけど。
     
    僕が好きなhideはもう死んでしまった。、
    ステージを所狭しと走り回る姿は二度と拝めない。
    『新曲』なんて存在しない。
    悲しいけど、死んでしまうってそういうことだ。
     
    そりゃ時々、考える。
    生きていたら布袋と絶対、一緒に何かやってくれただろうなとか、
    野外フェスで外タレ食っちゃうんだろうなぁとか。
     
    でも、やっぱり死んじゃったからそれは叶わない。
     
    でもhideの死を乗り越えられずに、いつまでもhideの力で食っていく人がいる。
    哀れだ。
    人の死すらも利用する業界。
    嫌な世界だ。
     
    もう10年経った。
    いい加減、そっとしてあげよう。
    彼岸から連れ出すのはやめようや。
    心配しないでも、hideの音楽は自然と受け継がれる。
     
    無理に死者をたたき起こすものではないよ。
     
     
     
    April 16

    無音漁港(ホラーのつもり)

     「俺の会社の保養所でよけりゃ、俺名義で使えるぜ?」
    どこでもいいから旅をしたかったオレは友達の好意を素直に受け取った。
    「まぁ保養所っても、周りに何にもねぇとこだけどな。」
    そんな前情報を聞いていたオレはあらかじめネットで周辺の情報を調べておいた。
    が、地図を見てオレは少し唖然とした。
    本当に何もないのだ。
    よくよく調べてみたら、周囲は同じように保養所が乱立していた。
    しかし、この不景気で近年、次々に閉鎖され、現在は友人の会社が持っている保養所のみになっていた。
     
     あるのは海と森だけ。
    だが今時、そういう場所もなかなかない。
    都会の喧騒を忘れるにはかえって好都合かもしれない。
    オレは即決して支度を整えた。
     
     都心から電車を乗り継ぎ、最寄の駅に着くまで3時間ほどかかった。
    満員ラッシュと正反対の電車に乗るというのは、なかなかいい気分だった。
    これから仕事でヨレヨレになるであろう人たちと
    自然の中でリフレッシュするオレ。
    つい、ほくそ笑んでしまった。
     
    「駅からはバスがあったけど、今はあるかどうかわかんねぇ。まぁタクシーの運ちゃんに言えば問題ねぇと思うよ。」
     
     無人駅を出ると、すぐ近くにバス停があったので、時刻表を見てみた。
    1時間に1本というダイヤだったが、その上から赤い文字で
    「この路線は廃止となりました」
    としっかり書いてあった。
    日付を見ると、廃線になったのは3年前だった。
    タクシーが来る気配もない。
    近くの電話ボックスでタクシーを呼ぼうか悩んだが、まだ昼過ぎということもあり、
    オレは海まで歩いて行って、どこかで食事をしてから、そこでタクシーを呼ぶことにした。
     
     ほのかな磯の匂いと森の香りが心地よい。
    天気も良く、オレはちんたら歩きながら風景を楽しむことにした。
     
     「海の近くに小さな漁港があったと思う。確かそこら辺で飯が食えたと思うぜ。」
     
     打ち捨てられた漁船が砂浜に打ち上げられている。
    ブイや網といった漁具も砂に埋もれている。
    遠くに防波堤らしきものは見えるが、港らしきものは朽ちていた。
    「立ち入り禁止」と書かれたプレートが鎖に繋がれ、中に入れないようになっている。
    友人の話と少々、違うのでオレは少し焦ってきた。
    一抹の不安を抱えながらケータイを取り出したが、案の定、圏外だ。
    仕方がないので駅まで引き返そうとしたとき、オレは、とあることに気がついた。
     
     人の気配がまったくない。
     
     田舎なんてものは、少々、民家が遠巻きだったりする。
    だからオレは大して気にもしていなかったが、
    家がないのは、おかしい。なぜか更地ばかりだ。
    駅へ戻る足が自然と速くなる。
    電話ボックスを見たとき、思わずオレは駆け出した。
    受話器を取り、10円玉を入れた。
    受話器からは何も音がしない。
    よく調べてみると、電話ボックスには電話線がない。
    地下埋没タイプかと思ったが、電話機そのものに電話線がついていないことにオレは愕然とした。
     
     「あ、電車なんだけどな、一日に2本くらいしか来ないから、気をつけといた方がいいぜ。」
     
     ダイヤ表は根元だけ残して崩壊したらしい。
    来るときには確かに電車に乗ってきたのだが、その時刻さえ調べられない。
    オレはすぐに駅事務所の中に入った。
    だが、そこはもぬけの殻というより、がらんどうだった。
    電話はおろか、何もない。
    オレはイライラが頂点に達し、ドアを蹴飛ばして表に出た。
    駅前でオレは頭を抱えて座り込んだ。
     
     そのとき、ケータイが鳴った。ここを紹介した友人からだ。
    「もしもし、悪ぃ!今、上司に確認したら、3年前にそこ、廃村になっちまって誰も住んでないらしいんだよ。」
    電波の状態が悪いせいか、こっちの声が聞き取れないらしい。
    一方的に友人は話してきた。
    「んで、たぶん今頃、路頭に迷ってると思ってな。駅から保養所まで歩いていくと、一軒だけ定食屋がある…。」
    そこで電話は切れてしまった。
    悩んでいても仕方がない。
    こうなったら保養所へ向かうしかないし、もしかしたら定食屋に電話があるかもしれない。
    オレは立ち上がると、保養所へ向かった。
     
     『らーめん屋うずしお』
    確か友人は定食屋だと言っていたが、まぁ細かいことを気にしている場合でもない。
    それに暖簾が出ているのだから、とりあえず人がいる。
    それだけでオレは少し落ち着いた。
    引き戸を開けると、オレは目の前の椅子に腰掛けた。
    店内はラーメン屋にしてはめずらしく、青一色だった。
    青というのは普通、飲食店には使わない色なのだが。
    壁にはメニューが貼り付けてあるのだが、魚介ラーメンとわかめラーメンしか見当たらない。
    あとははがれていたり、破れたりしていて、見えないのだ。
    と、突如、カウンターの中から老人が水を置いた。
    一瞬、驚いたが、もう散々な目に遭っているオレはさして気にならず
    魚介ラーメンを頼んで、タバコに火をつけた。
    気分的なせいもあってか、ずいぶんとタバコが不味い。
    2回ほど煙を吐き出すと、さっさと消してしまった。
     
     程なくして出されたラーメンを見て、オレはまた愕然とした。
    どうしてラーメンに生魚が丸まる一匹、乗っかっているのか。
    これは嫌がらせか?何かの冗談か?
    頭にきたオレは老人を怒鳴りつけた。
    だが、空腹と疲労のせいか、思うように声が出ない。
    老人はというと、両手を合わせて、小さな声で「すいません、ごめんなさい」と繰り返している。
    オレは何ともいえない気分になり、半ば自棄になって麺だけ食らった。
    およそ作りたてとは思えないくらいにのびきった麺は恐ろしいほど不味かった。
    財布から千円札を取り出し、カウンターにたたきつけると、
    オレはさっさと保養所へ向かった。
     
     「真後ろが山になってて、目の前は海。眺めはサイコー。波音も届かないから心地いいぜ。」
     
     クソ不味いラーメン屋から歩くこと30分。
    ようやく保養所にたどり着いた。
    途中、いくつか保養所らしき建物の前を通ったが、どこも閉鎖されていた。
    いつだったか、この辺りのことをニュースか新聞で見た気がするのだが、記憶があやふやで思い出せない。
    まぁしかし元漁村にも関わらず、猫一匹、見かけないというのは、なんだか奇妙なものだ。
    如何に都会には人が溢れているか、田舎にくるとよくわかる。
     
     「今の時期、管理人とかいないから自炊になるけどいいか?いいなら鍵をバイク便で送るぜ。」
     
     ポケットから預かった鍵を取り出す。『海南亭』とキーホルダーに書いてある。
    オレはようやく目的地についた安堵感でいっぱいだった。
    さっさと中に入ると『桔梗』と書かれた部屋に入った。
    部屋にはベッドと古臭いテレビが一台あるだけだ。
    荷物をとりあえず足元に置いて、オレはベッドで横になった。
    友人のおかげでせっかくの休日、ずいぶんな目に遭わされてしまった。
    いつか仕返ししてやらなくちゃ気が済まない。
    そんなことを思いながら、オレはテレビのスイッチをひねった。
    今時、回転式とは。
    だが、画面が映し出したのは、いわゆる砂嵐。
    だが不思議なことに「ザー」という音はしない。
     
     オレはふと気づいた。
    最寄の駅から、この海南亭まで、オレは『音』というものを一切、耳にしていない。
    波の音も、駅事務所のドアを蹴っ飛ばした音も、クソ不味いラーメンをすすった音も、
    オレは一切、耳にしていない。
    耳にしたのは老人の小さな声と友人の声だけだ。
    オレは試しに鍵を床に落としてみた。
    板の間にまるで紙切れのように鍵は落ちた。
    おかしい。
    視線を上げると、部屋の扉に新聞が差し込んである。
    オレはそれを手に取り、広げて、目を通した。
    もちろん、無音だった。
    日付は3年前の今日。
     
     超大型台風、漁村を直撃。死傷者多数。
    ハリケーン並みの台風4号の直撃を受けたS県I村では、台風の影響と満潮時の海嘯が重なり、
    船舶が港に激突し、I村漁港の施設をほぼ破壊。海嘯はそのままI漁港駅付近までを飲み込んだ。
    また別荘や保養施設が建ち並ぶ山沿いでは大雨による土砂崩れが多発した。
    非難命令の遅れと重なり、I村漁港一帯は壊滅的被害と多数の尊い人命を奪った。
    また同地区にあるT株式会社の保養施設「海南亭」が土砂崩れにより、埋没した。
    先日から台風の接近を警告していたため、利用者がいなかったことは不幸中の幸いと言える。
    しかし、この小さな漁村で唯一の生存者である定食屋の主人は我々の取材に対し、
    小さな声で「すみません、ごめんなさい」と繰り返すばかりで、この災害の悲惨さを物語っているようでもあった。
     
     「おぅ、てめぇ、いつんなったら気づくんだよ。俺がこの日ここにいたってことによぅ。」
    ベッドの下から声がした。
    「これ以上待てねぇよ。もうすっかり骨もなくなっちまった。だから俺が呼んだのよ。」
    今頃になってオレは記憶が戻ってきた。
    あの日、サーフィンが趣味の友人にここを薦めたのは、オレだ。
     デカイ波が来るんで有名だった。
    台風と海嘯がぶつかれば、それどころじゃないのはわかっていた。
    だから、オレは半分、冗談だった。
     
     「責任とってもらうぜ。俺をこんなにしやがって。ラーメン旨かったか?あ?ちゃんとお膳立てしてあんだよ。心配すんな。」
     
     「安心して、死ね。」
     
    オレはようやく『音』を聞いた。
    全身の骨が砕けていく音を。
     
    そして頭を丸めたラーメン屋の老人が唱える経を。
     
     
    April 15

    赤ちゃん

    このたび、ワタクシ下克上…
    妊娠したわけではございません。あたりめぇだ。
    未婚の父になったわけでもございませんので、ご安心を。(誰も心配してねぇって)
     
    先日、親友のホームパーティーに招待された。
    2000年の元旦に布袋のライヴ会場で知り合い、
    そのまま意気投合。
    割と家が近かったこともあり、Jamったり、遊んだりと
    とにかく可愛がってもらっているので、
    僕は勝手に「兄ちゃん」と呼んでいる。
    そんな兄ちゃんのところに1月、長男が誕生した。
    本人曰く、一姫二太郎三ナスビだそうだ(笑)
    ちょっと天然なとこが、ほのぼのとした兄ちゃんの人柄をより良くしている。
     
    色々と可愛がってもらった恩返しというほどでもないけれど、
    恋人と色々と考えながら、出産祝いと、娘さんへのおみやげを選んだ。
    二人で新生児用のアイテムを選んでいる姿。
    たぶん、ご自宅用に見えたんだろうな…店員からは(笑)
     
    当日は残念ながら恋人は仕事だったので、僕一人で遊びにいった。
    めでたいお二人にプレゼントを忘れていたので、行きがけにバラの花束を買い、
    遊びに行くだけなんだけど、えらくかさばってしまった(笑)
     
    マンションに引っ越した兄ちゃんの家は駅からすぐだった。
    ドアを開けてもらうと、ワンちゃんの歓迎。
    前に遊びに行ったときのこと、覚えてるのかな、このワンちゃんは?
    というくらいよくはしゃいでいた。
    そして、兄ちゃんはニコニコしながら、大切な赤ちゃんを抱っこしていた。
     
    僕は一人っ子で思い切り核家族なので、赤ちゃんに接したことがほとんどない。
    だから兄ちゃんが、
    「3ヶ月のわりには大きいんだよ~。」
    と、何度も言っていたんだけど、まったく実感が湧かなくて、
    へぇ、そうなのかぁくらいにしか感じなかった。
    いいじゃん、大きくて。
     
    赤ちゃんの目は何を見ているのだろう。
    僕は抱っこしながら思った。
    ちっちゃな手はしっかり掴んでくる。
    ちっちゃな足はぐいぐい押してくる。
    全てちっちゃいけれど、とても大きな存在感。
    赤ちゃんの中には純粋な夢や希望だけがつまっているのだなぁと
    すっかり汚れて穢れた僕は思った(汁)
     
    兄ちゃんの弟、チャマもやってきて、楽しいもんじゃパーティーがはじまった。
     
    そして僕は赤ちゃんにすっかり気に入られた(?)らしく、
    僕が笑うとよく笑って、僕が目を逸らすと、こっち向いてという様な声を出した。
    父親である兄ちゃんがちょっとスネるくらい(笑)
    髪型か、ピアスかよくわからないけど、何か気に入ってくれたんだなぁ。
     
    兄ちゃんはドラムを習わせたいんだぁと言っていた。
    いいと思う。
    兄ちゃんはベーシストだし、チャマはギタリスト。
    身内で3ピースバンドやっちゃいな~と思った。
     
    そんな僕に兄ちゃんはエフェクターをくれた。
    しかもマルチ。
    しかも僕のやつの上位機種。
    捨ててあったけど使えるから拾っておいてくれたそうだ。
    ありがたや、ありがたや。
    GT-3にGT-5でもうエフェクターはいらん。
    あとは…腕(汗)
     
    さらに、ブーツもくれた。
    しかも新品だ。
    しかも好みのデザインだ。
    ついでにサイズもぴったりだ。
    これまた、ゴミになりかけていたもの。
    捨てる神あれば、拾う神ありである。
    兄ちゃんは産業廃棄物を扱う会社にいるので、
    大手取引先から時々、こういう「新品」のゴミが出るらしい。
    ゴミなので、転売は大問題になるけれど、多少もらうのはOKなんだと。
    そういう僕も大量のCDを処分しているな…
    エコエコ騒がれているわりには、こういう無駄が多いんだなぁと痛感。
    ちなみにこのブーツ、本皮です。
     
    赤ちゃんに触れて僕が一番、感じたのは
    「あ~…子ども欲しくなった」だった。
    たぶん、そういう風に思うように遺伝子とかDNAとか大脳とか小脳とか本能とかとかとかとか・・・・
     
    要するにどっかにインプットされてるんでしょう。はい。
    赤ちゃんに接することでスイッチが入るようになってるんでしょう。はい。
     
    スイッチ入ったわけで…
     
    とりあえず明日あたり、子作りしようかなぁ…
     
    と、一瞬、本気で考えたくらい、赤ちゃんというのは影響力が大きい。
    でも、僕は父になる前に、夫にもなっていない。
    今の状態では妻と二人で路頭に迷うだけなので、
    僕はとにかく、安定した生活を築くために尽力しつつ、
    夢を叶えていくために邁進していこうと肝に銘じた次第でございます。
     
    頑張ろうっと。
    April 13

    8年

    僕は今年で27になる。
    恋人は31になる。
     
    僕が恋人に出逢った時、僕は19だった。
    2000年4月10日のことだ。
    あの日のことは鮮明に覚えている。
     
    あれから8年という歳月を経て、僕らはこうして恋人同士でいる。
    いることが、できる。
    純粋に幸せだと、自分で思う。
    すったもんだを経てなお、こうして共に過ごすことができるということ自体が、
    今の僕にとっては唯一の自慢であるし、
    また希望のともし火でもある。
     
    お互い、罵り合うような夜もあった。
    お互い、ぶつかりあう夜もあった。
     
    たくさん泣いた。
    たくさん泣かせた。
     
    いっぱい笑顔にした。
    いっぱい、笑顔にしてもらった。
     
    何度も励ました。
    何度も励まされた。
     
    炎のように燃える情愛をまとい、激しく求め合い、本当に果てる夜。
    こんな夜を過ごせるのは、相思相愛だから。
     
    氷山のように凍てつく感情もまた、愛しているからこそである。
    どんなに凍てつこうが、溶かすことのできない感情などない。
     
    8年という月日を経て、欠点もないに等しい。
    あるとすれば、僕の体くらいか。
     
    8年。
    僕の人生のほぼ三分の一。
     
    この先、なにがあるかはわからない。
    人生というのはそんなものだ。
    わからないからこそ、生きていける。
    ひとつ先に悲しみが待っていても、その先は喜びかもしれない。
    そう思えるようになったのは、恋人のおかげだろう。
     
    この8年を顧みた僕は
    恋人がかけがえのない存在であることを改めて、肝に銘じた。
     
    だから僕は、恋人の親に会う。
    通すべき筋を通しておく。
     
    「僕」というパーソナリティーの確立が、
    タケル、ヤマト、クサナギ、ゴトウという4人の確立に繋がる。
     
    そして、別の物語を描き出してくれる。
     
    感情のままに
    想いのままに
     
    僕は綴っていきます。
     
    Make Smile
    Make Happy
        &
    Rock’n’Roll
     
    一途バカ 下克上。
     
    April 07

    おまけ

    最近、ものを書くときにどうも調子が出ないなぁと思っていた。
    ワタクシ、思い出しました。
    「あ、そうだ、俺、音楽かけてねぇじゃん。そうだそうだ、何か気の利いた音楽を…」
    と呟きながら、ケミカルブラザースをかけた。
     
     
     
     
    爆音!!!!
     
    しかも
     
    ウーファーがんがん!!!
     
     
    ちなみに時間は夜の9時。
     
    ワタクシ、自分でやったことなんですが、びっくりしすぎて、口にしたグラス落っことしました…。
    そして人間、慌てると、何をしていいか、一瞬、わからなくなるようで…。
    CD停止ではなく、なぜかMD再生を押し…
    ↑のでかいところをも一度繰り返しました。
     
    そしてベッドから身を乗り出して、床を拭いていたら、首からずり落ちました…。
    と、年か!?
     
    たまにはこういうバカなこともやってます…。
    笑ってやってくださいまし。
     
    今も耳鳴りが止まず、首がズキズキしてます…。
    あーびっくらこいた。
     
    なぜこんな爆音になっていたのか記憶にないことが一番、問題かもしれん…。
     
    そういえば前に、ギターを弾こうと思ってセッティングして、
    エフェクターをつないで、アンプのスイッチをいれたとたん、
     
    ギャ~~ン
     
    と、ここは武道館か!?ここはハイドパークなのか!?と言わんばかりの爆音が出たことがありましたな。
    ちなみにそのとき、僕は自分で自分に「し~っ!!!」って言った…阿呆です。
    いつも定位置にしてあるアンプのボリュームがなぜかマックスになっていて、
    しかもいつもはちゃんとチェックしてからスイッチ入れるのに、
    たまたま忘れたときに、大当たり。
     
    たぶん、何かがひっかかったんだろうな、ボリュームのつまみに。
    心臓がバクバクしたのよ。あのときは。
     
    今月の標語
    『気をつけよう
      ボリュームレベルと
                朝寝坊』

    日常

    決してサボっていたわけではない。
    決して多忙だったわけでもない。
    気分が乗らなかっただけでござい。
     
    先日、ブログでも紹介している中島らもさんの『白いメリーさん』に収録されている、
    「日の出通り商店街いきいきデー」がドラマになっていた。
    ご覧になった方もいるかもしれないが、全く原作と異なる仕上げで、呆れてしまった。
    らもさんなら笑い飛ばすだろうか?
    そもそも、この作品はテレビでは放送できる代物ではない。
    しょっぱいスープが売り(?)中華料理屋、大北京の主が日の出通り商店街いきいきデーに参加する。
    ちなみにこの日は、超法規的に人殺しOKという日である。
    なんでOKかというと、それは日の出通り商店街にいきいきデーがあるからである。
    大北京の主は中華鍋に中華包丁を装備して、商店街を練り歩く。
    バッテリーを背負って、感電死させようとする電気屋、バイクを乗り回すパチンコ屋のドラ息子などなど、
    男ばかりが参加するこのイベントで、主は次々に包丁で相手をぶった切る。
    という設定なのだが…
    なぜかお玉を持っていた。
    お玉で撲殺…?どんな腕力だ…。
    そしてフルCG。
    どうしてこうなっちゃったのかわからない出来で驚いた。
    やはりらもさんは読むに限るな、うん。
     
    世界に目を向けると、世界中でなんだかチベット活動家が騒いでいる。
    まるでタイミングを示し合わせているような気がする。
    確信犯がいることは、間違いないだろう。
    僕は日本という国がボイコットするべきではと言った人間である。
    それは今も変わらない。
    虐殺に加担している、特定の民族を弾圧しているなどの理由からだが、
    これはナチ政権下で行われたベルリンオリンピックを多くの国がボイコットしたという先史による考えである。
    平和とかけ離れた状態の国では行うべきでない。
    つまりはそういうことなのだが、
    例えば平和を志し、尽力している状態であれば、僕は参加すべきだと思う。
    共に力を合わせて、平和への歩みをという気持ちになることが出来る。
     
    しかし、現在の中国はそうではない。
    だからボイコットすべきだと僕は思っている。日本は。
    だが、アメリカがどうこう言うのはお門違いだと思う。
    アメリカは今もイラク問題にピリオドを打つことが出来ていない。
    正義を振りかざして、横暴になっている。
    そういう国が非難しても、何の重みもない。
    こういうと、結局、日本もアメリカの肩代わりをしているので、日本も非難できないのでは?
    という悪循環に陥ってしまう。
    悲しいことだ。
     
    日本はどこへ向かおうとしているのか。
    ガソリンの一時的な値下げに一喜一憂し、
    諸物価は上がり続けている。
    政治家は呆けている。
    狂人が増え、尊属殺人が増えた。
     
    この国は、いつ破綻してもおかしくない。
     
    その前に地球が危ない。
     
    未来が消えかかっている。
     
    どうして厄介ごとというのは、まとめてやってくるのだろうか。
    人類に叡智を…
     
    などということはこれっぽっちも思わない。
    いっそのこと知恵を奪ったほうがマシだろう。
     
    最近、省エネのために、綴ることをまとめてからPCを立ち上げて、
    書き終えたらすぐに閉じるようにしている。
     
    で、もうじき47更新します。
    最近、遅筆ですいません。
     
    時給が上がってちと、仕事に追われてました。(言い訳)
     
    そして10日で僕と恋人が付き合って、丸7年になります。おめでとう、僕ら。
    8年目ですか…長いなぁ、我ながら。
    いい加減、結婚するために努力しろっつーの…。
     
    今年は色んなことを頑張ってみるかなぁ。
    いつも行き当たりばったりだから。
    人生のシナリオも描かないとなぁ。
     
    ま、なんだかんだまとめて綴りましたが、
    元気です(笑)
     
    April 02

    ルーキー

    街を歩いていると、
    ついこの間まで学生でしたという感じの顔をした新社会人をたくさん見かけた。
    彼らが抱いているのは、たくさんの夢と一抹の不安。
    8年前、僕は高校を卒業して、専門学校へ進んだ。
    エスカレーターに乗って大学へ行けたけれど、
    そんな大学では学びたいこともなく、
    学費を払ってもらうのももったいないので、
    僕はあえて、ギタリスト目指して、専門学校へ進んだ。
     
    あの時、僕は希望や夢よりも、不安のほうが大きかった。
    自分がプロミュージシャンになった姿が想像できなかった。
    本当は受験勉強からの逃避、そしてモラトリアムがほしかっただけなのだろう。
    結果として、親にずいぶん迷惑をかけた。
    それは今もか。
     
    新たなスタートをきった若人たち。
    これからきっとたくさん挫折を味わい、辛酸を舐めるだろう。
    そのかわり、きっと多くの仲間を得て、つらい過去を笑い飛ばせる日が来る。
     
    ジェットコースター人生もよし。
    堅実に生きるもよし。
     
    何もしないのが一番、ダメだ。
     
    今の総理大臣を見ればわかる。
    奴さんをいい反面教師に。
     
    一緒に頑張って行こうじゃない。
     
    辛くなったら、今が最低と思えばいい。
    最低なら、あとは自然とあがっていくさ。
     
    だから頑張れ、ルーキー。
    支えていこう、ベテラン。